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僅​カ​ナ​灯​火

by agak & poetry of torch

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1.
理想に近づくのだ 常識も秩序も許しあえる隣人も 亡き者にして 道理は影を落とす 抗えない磁力 否定する事を忘れるな 呪いにも似たしきたり 解き放てあてのない旅路 渇きを薄枯れる声を 洗礼の呪縛 越えることができない正しさの線を 鈍色の雨
2.
縋るな 迷いの足が汚泥に沈む 顧みたのは灰まみれの身体 荊は赤く滑り 迷う手引いてくれた優しい香りと 皮膚が裂け阻まれても 止まることはできない 嘲笑が鳴り止まないのなら ならば愚かしさと踊ろう 夜切り裂いた炎のように 憧れに身を焦がす 野ばらはまだ見えない
3.
慟哭の時代だ身を切り刻まれ 孤独に心を閉ざす 殺した 自己愛と悲しみに 凍った血と骨をくべて 赤い狼煙をあげよう 不安の影 消すまで 灰になる劣等感も 怒りや悲しみも 彩るようにしたい 躊躇わず叩け
4.
意志(ishi) 05:17
目に映る全てを羨み 行動が伴わない議論を続ける 口先だけの決意を固めても 同じ事で立ち止まる時が来る 虚言で固められた脆い意志 まともに聞こえる正論も 誠実に見えるその助言も 何一つ意志が伴っていないから どれ一つ取っても前には進まない 頭で分かっているのに 行動が伴うことはない その事に気がつかず このまま言葉を繋いでも 冷めた視線を浴びせられるだけ 憧れから始まったはずの純粋な衝動 いつしか怠惰と欺瞞に汚染されドス黒い渦となる 蔑みたい、蹴落としたい、それでも羨望されたい そのための意志すら薄弱で 手足は脆く砕け もう起き上がることすら出来ない 時間だけが過ぎていき 無意味な年月を重ねていく 空虚な会話から生まれた 浅はかで愚かな姿勢 目に映る全てを羨み 行動が伴わない議論を続ける 口先だけの決意を固めても 同じ事で立ち止まる時が来る 蔓延る悪意に溶け込んで いつまでもこの幸せな空論を 確かに訪れる破綻の時まで 膝を抱えて隅で慄える

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released June 14, 2020

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